domaya craftsman土間屋の職人
「土間屋は、きつい。」「土間屋やめたい。」とかっていうフレーズを耳にします。土間屋の職人ってしんどいものなんだろうな。そう思います。職人気質な仕事だからこそ、職人が育たない世の中だからこそ、職人を育てていかないといけないし、職人を守っていかないといけない。だからこそ、上成工業では土間屋の仕事を標準化するべく、日々邁進しています。
機械化とは、文字にするとなんとも味気ない言葉になってしまうのですが、職人の技を「機械化」していくことができました。その仕掛けができたことによって、職人の技術を究めていかずとも、誰でもが、簡単に、美しく。土間左官の仕事を成し遂げていくことが出来るようになったのです。
ただ、それとは別に、やっぱりもっといいものをつくりたい。もっと簡単に。もっと美しく。そう思い、日々研鑽し、さらにより良きものを。そう考えるのもまた職人道であります。
そうすることで、技術革新が生まれます。もっと、とんがった機械を。誰も真似できない床コンクリートを。その想いは常に持ち続け、これからも邁進していく所存です。